2013年3月6日水曜日

第26回 トルコでの裁判と弁護士

 
 日系企業進出や日本人の移住が急増しているトルコ共和国(以下、トルコ)ですが、それに伴い、法人・個人に関係なく、裁判その他、各種法務を処理する弁護士との繋がりが必須となってきています。

 日本で国際弁護士という肩書の方々がいらっしゃいますが、トルコで弁護士の資格を有していないと、トルコでは弁護士として活動出来ないということを、まず認識して下さい。つまり、トルコでは、日本の弁護士は勿論のこと、国際弁護士も、弁護士としてトルコでの法務に携わることが出来ないのです。

 またトルコには、司法書士という職業がなく、弁護士は、日本の司法書士や行政書士の役割を兼任していると言えます。

 
 トルコの弁護士は、各種裁判や法律相談は勿論のこと、契約書作成、会社設立、市場調査、M&Aの法務デューディリジェンス、その他トルコでの法務全般を担っています。

 また、トルコ公認通訳・翻訳の資格がある方のみ、公証役場で通訳士として任務を遂行することが出来ます。公文書として認証を受けるにも、トルコ公認翻訳の資格がある方の翻訳であることが条件とされます。

 トルコ共和国法曹界唯一の日本人弁護士 鳥越恵子(とりごえけいこ)は、トルコ共和国公認翻訳・通訳士、法廷通訳士、法廷選任翻訳士の資格も有しています。
 
 日本語によるトルコでのリーガルサポート、会社設立時や裁判に欠かせない日本語公式文書の翻訳、法廷での通訳を必要とされる方は、是非ご連絡下さい。
 

 


Torigoe Avukatlık Ofisi
鳥越弁護士事務所
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