2015年3月3日火曜日

第41回 絨毯や高級なお土産を買って後悔したら・・・

 日本人社会だと、お土産を持って帰らないなんてこと、出来ないですよね・・・。
 折角トルコまで来たのだから、お土産は絨毯って決めているなら別として、客引きに強引に勧められて、仕方なく買ってしまったけれど、実は大後悔することもあるはず・・・。

 そんな時は、購入した夜、そのお店や客引きの名前を検索サイトで検索して、そのお店が悪徳店のレッテルをはられているかどうか、客引きが恋愛詐欺士のレッテルをはられているかどうかを、必ずじっくりチェックしてみて下さい。もし悪徳店・恋愛詐欺士のレッテルがはられている場合は、それでもいいのなら別として、後で後悔すると思うのなら、翌日クリーンオフすることをお勧めします。

 また、手付金だとしても、現金払いは避けて下さい。
 クレジットカードで支払い、カードスリップ、領収書、鑑定書、お店の名刺、出来ればお店の商号(正式な会社名、個人商店の場合は個人名)を必ず入手して下さい。
 分割払いの場合は、必ず契約書を受け取りましょう。

 買った日の夜後悔したら、すぐカード会社に電話し、支払いを差し止めて下さい。そして翌日商品を返し、クリーンオフして下さい。

 手付金を支払ったにも拘わらず商品を渡していただけなかった場合は、商品を受け取ってから7日間のクリーンオフ期間を利用し、クリーンオフ出来ます。もう既に帰国していても、まだトルコにいても、必ずメールで(証拠が残る形で)クリーンオフの意思表示をし、その書類をしっかり保存しておきましょう。

 上記を実行しても、お金を返してもらえなかったり、クリーンオフが不可能だと言われてしまったら、出来るだけ早く対処するという意味で、弁護士に相談することをお勧めします。

 多発している恋愛詐欺や悪徳な客引きをゼロには出来ないけれど、被害者を減らすお手伝いが出来ればいいなって思います。

 下記は、トルコ共和国唯一の日本語対応弁護士事務所です。

 鳥越弁護士事務所 : www.torigoelaw.com