2013年6月7日金曜日

第32回 リサイクル運動に参加しませんか

 
 日本からトルコ共和国《以下、トルコ)に来ると、今までゴミを何種類にも分けて捨てるのが習慣になっていたせいか、何でもかんでも一緒に捨てても回収してもらえる状態に、罪悪感を感じてしまうのは、私だけでしょうか。
 でも、よ~く見ると、ちゃんと電池用のゴミ箱や、紙・段ボール・缶・メタルキャップ・ペットボトル・プラスティック用のコンテナー、ガラスのボトル用のコンテナーがあるのです。カプジュが居住するアパートでは、専用のゴミ袋も配布されています。
 忙しくって、色々なところに捨てに行けないっていう人にも、市によっては、アパート用のリサイクルボックスを届けてくれて、回収にも来てくれるのです。例えば、イスタンブールのŞİŞLİ地区では、444 1 568に電話するだけで、スムーズに処理していただけます。

 家庭での排油。トルコでは、驚くことにトイレに捨ててる人がかなりいるのです。でもトルコには、排油用のコールセンター(444 2 845)が開設されて、5リットルの排油を自宅まで回収しに来てくれるのです。でも殆ど揚げ物なんかしない私は、『えーっ、排油が5リットルも溜まるまで家に置いておくの?』って思うのです。そんな私みたいな人の為に、最寄りのMuhtarが少量でも受け取ってくれる係を担っています。でも、まだまだ自分が排油を受け取らなきゃならないって知らないMuhtarもいるので、排油を抱えてMuhtarに行く前に、本当に受け取ってくれるかどうか、確認したほうがいいかもしれませんね。

 6月5日は世界環境の日。トルコでも、自分で出来ることから始めませんか。